蜘蛛

2005年06月19日

題詠マラソン 過去ログ53から

008:鞄 夢眠(ムーミン) 2005年03月31日 (木) 22時58分
右下がり鞄の重み身にささりどこまで続く単身生活

単身生活ご苦労様です。右下がりの鞄の重みにさみしさがひしひしとあらわれています。


018:教室 佐藤紀子 2005年03月31日 (木) 22時57分
黒板に明日の日付を書き終へて夕陽差し込む教室を出る

先生でいらっしゃるんですね。明日の準備。光景が浮かび上がりました。


001:声 なかはられいこ 2005年03月31日 (木) 22時53分
泣き声をあげないように手から手へ蝉の抜け殻わたってゆくよ

これはどういうお歌なんでしょう。脆い、危うい、そして秘密、、


062:風邪 丹羽まゆみ 2005年03月31日 (木) 19時49分
三月のどっちつかずの優しさに騙されてまたひどい風邪ひく

うまい!って感じです。三月か、まさにどっちつかず。。


033:魚 ドール 2005年03月31日 (木) 17時05分
亡き父の買いし金魚が玄関で迎えてくれる弟の家

そっか。ドールさんが生まれ育った家は弟さんのお家になってしまったんですね。。


083:キャベツ 鈴木貴彰 2005年03月31日 (木) 09時58分
白蝶が呼吸しているまひるまのキャベツ畑に抱えるひざは

へぇ?、、綺麗なお歌や。男性ですよね?


038:横浜 高崎れい子 2005年03月31日 (木) 09時55分
関東の顔に戻れりおとうとは新横浜を越えたる辺り

これも、なんとなくわかるな?。わたしも名古屋を越えた辺りからちょっと変わってくるもの。


097:静 ハナ 2005年03月31日 (木) 09時00分
静脈と動脈がある静脈と動脈がある おやすみなさい

095:翼 ハナ 2005年03月31日 (木) 08時59分
また今度飛びたい日までしまっとくサランラップで翼を包む

ハナさん、お疲れさまでした。
ハナさんのお歌はどれもこれも独特の味があって、とても楽しませていただきました。
ありがとうございました。


040:おとうと 斉藤そよ 2005年03月31日 (木) 02時16分
この冬のたぶんさいごのユキダルマあしたおとうとつくってあげる

かわいい?。「おとうとつくってあげる」がいいなぁ。


018:教室 新藤伊織 2005年03月31日 (木) 00時28分
教室に置いてけぼりの8月は綿ぼこりさえじっとしたまま

動かない8月。綿ぼこりさえじっとしているんですね。いいなぁ、この歌。


013:焦 海神いさな。 2005年03月31日 (木) 00時10分
抱かれないあいだに春はやってきて焦げた鍋底ツメで引っ掻く

会えないじれったさがツメの音とともにわたしにも感じられました。
じれった?い、じれったい♪古いけど百恵ちゃんの歌です^^


032:乾電池  kitten 2005年03月30日 (水) 23時07分
彼は突然に乾電池を《鼻》に突っ込む、三メートルは行けるぜ!

がんばれ?。。彼とお友達になりたい^^


068:四 武田ますみ 2005年03月30日 (水) 22時32分
三度目の正直にあらず四度目のあなたの嘘を許してあげる

愛ですね?


065:城 武田ますみ 2005年03月30日 (水) 22時28分
海岸にあやうくそびえる砂の城の流された後のその潔さ

これもわかります。全く何も残さない砂のお城、、


064:科学 武田ますみ 2005年03月30日 (水) 22時27分
万能は科学ではない今日の空は青いから青い泣きたいから泣く

どんどん泣いてください。このお歌もいいなぁ。




















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